TRPG情報ブログ手記の裏 | ツール、シナリオ、用語解説

TRPGの中でも特にクトゥルフ神話TRPGを中心にシナリオ、セッションツール、作品、感想、考えたことなどをまとめていく趣味のブログです。

クトゥルフ神話TRPGとは|用語集

クトゥルフ神話TRPG【くとぅるふしんわてぃーあーるぴーじー】

クトゥルフ神話TRPGとは、作家ハワード・フィリップ・ラヴクラフトが作ったコズミックホラー小説(クトゥルフ神話)の世界観を元にしたテーブルトークRPGです。
原題はクトゥルフの呼び声Call of Cthulhu|こーるおぶくとぅるふ)。
その原題からCoCという略され方や、クトゥルフクトゥルフTRPGなどの略され方があります。
 
製作はアメリカのゲーム会社であるケイオシアム社で、日本版はホビージャパンKADOKAWAエンターブレインから発売されています。

クトゥルフ神話TRPGの各名称

プレイヤーが操作するプレイヤーキャラクターを「探索者」
ゲームマスターGM)を「キーパー(KP)」と呼びます。
逆に言うと探索者、KP、キーパーという単語が出てきた場合はクトゥルフ神話TRPGである。ということになります。

プレイヤー

プレイヤー(PL)は探索者を作り、ゲームに参加します。ロールプレイと呼ばれる、キャラクターのパーソナルデータに則った行動宣言や、時には場を盛り上げるためのセリフ等を言ったり、PLやKPと相談や会話をしながらゲームを楽しみます。

キーパー

KPはシナリオを読み、ストーリーをすすめていく進行役です。判定方法の決定、敵味方NPCの操作、情景描写、行動描写などを行っていきます。
いくら凶悪な敵NPCを操作していても、理不尽な展開が起きようと、ダイスの結果が無慈悲であろうと、KPは敵ではありません。KPもPLも、お互いがクトゥルフ神話TRPGを楽しむ仲間だということを忘れないようにしましょう。

 セッションの流れ

基本的には物事の発生→プレイヤーが行動宣言・または技能使用の提案や相談→キーパーがその行動に判定が必要か決定・判定方法の決定→(その判定を聞き、PLからも提案があれば提案・相談)→ダイスを振り成功・失敗を描写する。という流れでゲームは進んでいきます。

クトゥルフ神話TRPGの特長

・基本的なジャンルはホラー。そこから派生していろいろなテイストのシナリオがあります。
・探索者は特別な知識は持っているが、あくまで一般人のキャラクター。超能力に目覚めたり、人外的な身体能力を持っている超人ではない
・耐久値・正気度という体力のようなものに対して、ダメージ値が大きい、ステータスが0になるとロスト(永続的なキャラクターの使用不可状態)になるが、ダイスの目によっては簡単に数値が0になってしまうため、死にやすいTRPGと言われています。
1セッションにキャラクターシートをもう一枚使用するということもあり得るシステムです。

・理不尽な状況や理不尽な出来事が発生する可能性があり、バッドエンド風味な結末を迎えることも少なくはない。

 クトゥルフ神話TRPGのシステム

プレイヤーキャラクターである探索者はポイントを割り振った技能を持っていて、技能については%判定をしていきます。
100面ダイス(10刻み10〜100の10面ダイスと1〜10までの10面ダイスを使用)の結果が技能値の%よりも高いか低いかで成否判定を行います。